院長からのごあいさつこのページを印刷する - 院長からのごあいさつ

院長

 このたび、藤森実前院長の後任として2025年1月1日付で院長に就任しました横山隆秀です。何卒よろしくお願い申し上げます。
 当院は上田小県医療圏で唯一、夜間緊急手術が行える病院として、救急搬送を年間4200件以上受け入れており、このような、重症緊急入院に対応可能なHCU20床を整備しております。がん診療にも力を入れており、体に負担の少ない腹腔鏡手術から高度進行がんに対する手術まで幅広く対応し、2024年12月からはDa Vinciによるロボット支援手術も開始されました。がんに対する通院化学療法(抗がん剤)や放射線療法、緩和治療、がん相談も年々充実ができ、2025年4月には「がん診療連携拠点病院」に指定される予定です。分娩数については、年間約650件となり、未熟児に対応する病床としてNICU6床を運用しており、妊婦から新生児、小児の診療にも力を入れています。昨年の能登半島地震では計4隊のDMAT隊の出動を行いました。そのほか、臨床研修病院、地域災害拠点病院、病院機能評価認定病院などの指定を受けています。
 地域住民との交流会や勉強会として、病院祭、いきいき健康フェア、がん市民公開講座などを開催しています。これらの企画には、当院のキャラクターである“ゆきとら”と“うさひめ”もいっしょに参加しています。
 今後も、上田小県地区20万人がいつでも安心して受診し、遠くにいかずとも当地域内で治療が完結できる体制づくりを目指し、地域のみなさまに引き続き信頼され、愛される病院となるよう、職員一丸となって努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


2025年1月
国立病院機構信州上田医療センター 横山 隆秀