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学生の声
~徒然看護学生道~

2021年3月 一年間を振り返って

 入学して一年がたち、感覚的にとても早く過ぎた一年でした。授業や実習をする上で、まだまだ自分の看護に未熟さを感じ、このまま2年生になって大丈夫かなと不安に思います。2020年は新型コロナウィルス感染症の影響で、自宅学習やオンライン授業もあり様々な経験をしました。しかしその中でも得るものは多く、自分にとって学びが多い一年となりました。(1年生 45回生)

 2年生は領域別実習が始まり、日々自分が行く実習クール領域の勉強に力を入れています。自分が実習で学んだことは友人にアドバイスしたり、逆に友人からもアドバイスをもらいながら勉強し、グループメンバーと共に声を掛け合うよう心がけています。患者さんへの看護を通し、まだまだ自身の未熟さを実感しますが、少しでも患者さんに適した看護が行えるよう頑張っていきたいです。
 4月から3年生になり、看護師国家試験が待ち受けています。この仲間全員で看護師になれるように頑張ります。(2年生 44回生)

2021年3月 43回生が卒業いたしました

 3月初旬、まだ冬の冷たい風が吹く晴天の日に、3年生41名が卒業しました。式は縮小し挙行しましたが、たくさんの方から祝電により激励を頂きました。
 4月から新しい門出を迎えます。ここでの学びを活かし自分の目標に向かって頑張ってください。応援しています。
卒業式の様子
 3年間の授業や実習の学びを通して、看護への理解を深め、看護師国家試験では仲間と切磋琢磨しクラス一丸となって乗り越えることができました。その経験を活かし、4月からは新人看護師として更に知識を深め、患者さんの思いを尊重した看護が行えるよう努力していきたいです。(卒業生 43回生)

2021年1月 実習を終えて

 令和2年は新型コロナウィルス感染症の影響で、3年生のスタートが遅れ、実習も予定通りにいかない中で開始されましたが、関係者の方々のおかげで全ての実習を終了することができました。実習が終了してからは国家試験対策の模擬試験やケーススタディの発表、技術試験などがあり慌ただしい日々を送っていました。統合実習で学んだ多重課題を今まさに感じている状態です。そのため、優先順位をつけながらひとつひとつ課題を達成できるよう心がけています。
 1月に入り、国家試験まであと1カ月です。今自分ができることを精一杯行い、当日自信を持って試験に挑めるよう頑張っていきます。(43回生 3年生)

2020年12月 戴帽式

 今年度の戴帽式はCOVID-19の影響で規模を縮小し、学校職員と2年生のみで挙行しました。ナイチンゲールの歴史についてもう一度捉えなおし、戴帽する意味を考え、クラス全員で誓いの言葉を考えるにあたり「これから自分たちは何を目指して学んでいくのか」を再確認することができました。何度も式の練習や誓いの言葉の練習を行い臨んだ当日、練習と本番の空気は全く違い、一人ひとりが主役で輝いていたことが強く印象に残りました。また、1年生と3年生からはお祝いのメッセージやコサージュを頂き、大変うれしく思います。今後は自分たちが誓った言葉を胸に、日々の学習や実習に臨みたいです。(44回生 2年生)

戴帽式の様子

2020年8月 基礎看護学実習Ⅱで学んだこと

 私は基礎看護学実習Ⅱに行くまで、疾患を患う高齢患者には、日常生活の援助を看護師が全て手伝うことが良いことだと思っていました。しかし、実際に受け持ちの患者さんに接していると、私が考えているよりも患者さんが自立して様々なことが出来ているということを知りました。そのことから、その患者さんが「何が出来て、何が出来ないのか」をしっかり見極めることが大切で、入院中でも出来ることを一つずつ増やすことを促すのも看護師の仕事の1つであると学びました。
 また実習中、ケアを実施する上で、同じグループの人に協力してもらうことが沢山ありました。その時、改めて看護師とはチーム一丸となって患者さんを支えていくことの大切さを学びました。
 実習に行くにあたり、自己の事前学習に不足があり、実習中に患者さんのどんな情報を収集したら良いのか分からなくなってしまうことがありました。その時、日々の授業や自己学習がどれだけ大切であったのかを思い知りました。次の領域別実習までに今回学んだことをまとめ、生かしていけるようにしたいです。
 今回、COVID-19の影響で大変な時期に実習をさせて頂いたことに患者さんをはじめ、病院の皆様にはとても感謝しています。ありがとうございました。
(2年生 44回生)

 基礎看護学実習Ⅱで私が受け持たせて頂いた患者さんは入院が初めてで、入院前まで身の回りの事を全て自分で行っていましたが、入院後は疾患の影響もあり、看護師に介助してもらうことが多い方でした。患者さんは「今までのように自分のことは自分でできるようになりたい」とおっしゃっていました。清潔ケアの際は患者さんができることは行い、靴を履くのも最初は私が介助していましたが、自身で履くことを促していくと少しずつ患者さん一人で履けるようになっていきました。このように全て私が援助してしまうのではなく状態を見ながらできることは、患者さん自身に行ってもらうことで、患者さんの望む姿に近づくことができるということを実感しました。
 実習が終了してから講義が再開し、講義を受ける中で「私が受けもたせて頂いた患者さんもこうだった」と重なる部分があり、今回の基礎看護学実習Ⅱを振り返りながら学習することで講義内容がより理解しやすくなっています。
 今回の実習で学んだことや反省点を、今後の実習や学習で生かし、より良いものにしていきたいです。
(2年生 44回生)