看護部
看護部長あいさつ
急性期から終末期看護を学びたい方へ
信州上田医療センターは長野県東部にある上田市のほぼ中心部に位置し、東京からは北陸新幹線で1時間40分前後というアクセスです。長野県は自然環境が良いのに首都圏に近いと言う事から移住したい県「No1」に選ばれており、癒しの郷でもあります。
当院の診療機能及び特色は、政策医療(がん診療、心疾患・脳血管障害を中心とした循環器疾患の専門医療)と救急医療を中心に地域医療支援病院としてまた、地域災害拠点病院としての役割を担っています。
看護部では当院が果たすべき役割を認識し、患者さんの要望に応えられる看護が実践できることが重要と考え看護職員教育に力を入れています。教育プログラムは「全国の国立病院機構共通の能力開発プログラム」にそって、集合教育と機会教育を行っています。また、専門コースにはがん診療病院の認定を受け、「がん看護」をプログラムし、看護の専門性と質の向上に努めています。さらに専門的知識技術を身に付けた「感染管理」「皮膚・排泄ケア」「がん看護専門」「緩和ケア」「がん性疼痛看護」「がん化学療法看護」「認知症看護」領域の日本看護協会認定の専門・認定看護師が理論および実践から専門的な指導を行っています。当院で力を発揮できる領域の認定看護師へのキャリアアップについては病院としてバックアップしています。コロナ禍ではありましたが9月には緩和ケア病棟が開棟し、急性期から終末期までの看護を提供しております。
患者さんの人生の質を左右する退院後の生活が充実したものになるように退院調整にも力を入れ、地域に根ざした病院づくりを目指しています。急性期から終末期看護に興味のある方は、専門知識の習得とプライマリー看護を発揮できる当院で学ぶことをお勧めします。
看護部の理念
患者さんの人権を尊重し、
あたたかい心の通う
質の高い看護を提供します
信州上田医療センターの看護師は―
- ◇ 一人ひとり(患者さん)の声を大切に聴きます。
- ◇ 聴いたことに対して責任をもって温かく接します。
- ◇ 専門職業人として、学習を重ね考え・判断した看護を実践します。
- ◇ 生き生きと仕事をするためにお互いに支援します。
病棟のご紹介
西病棟 |
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7F |
6F 西6病棟 24床(緩和ケア) |
5F 西5病棟 44床(小児科NICU、口腔外科、耳鼻咽喉科、産婦人科) |
4F 西4病棟 38床(循環器内科、腎臓内科) |
3F 西3病棟 46床(脳神経外科、整形外科、脳神経内科) |
2F 医療安全管理室、外来棟 |
1F 外来棟、地域医療連携室 |
B1 男・女更衣室 |
東病棟 |
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7F レストラン、洗濯室、治験推進室 |
6F 東6病棟 46床(呼吸器内科・外科、内科、脳神経内科、糖尿病内科) |
5F 東5病棟 46床(外科、泌尿器科、乳腺内分泌外科、形成外科) |
4F HCU 20床 |
3F 東3病棟 46床(消化器内科、内科) |
2F 検査科、中央採血室、内視鏡室 |
1F 医事・薬剤部・放射線科 |
B1 サービス棟 |
看護の概況
■10看護単位
- 施設基準 急性期一般入院料1、緩和ケア病棟入院料1
- 3交替制勤務 --- 4
深夜0:30~9:15/日勤8:30~17:15/準夜16:15~1:00 - 2交替制勤務 --- 4
16:00~9:15 - 夜勤体制 一般3:3 救急5:5
看護職員数 | 280名(非常勤33名) |
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看護職員平均年齢 | 38.4歳 |
在職年数 | 7年 |
夜勤回数 | 7~8回/月 |
実習指導者講習会受講者 | 40名 |
職員平均年齢は38.4歳と急性期病院としては高いですが、当院は子育て支援体制を重視することで出産しても仕事が継続できるように職員がお互いに協力しています。夜勤回数は月平均8回、年次休暇は月1回程度に取得することができます。
各病棟に実習指導者講習会受講者が3~4名います。看護学生さんに統一した実習指導は職員も常に学習しなければとお互いの刺激や看護の向上に繋がっています。
看護の特徴
当院の看護は倫理を尊重し、看護師個々の能力を引き出す指導体制により看護判断のできる自律した看護師を育てます。患者参画の看護計画を実践することで、受持ち看護師としての自覚と責任が強くなり退院支援まで行うことができます。
■固定チームナーシング+プライマリー看護
- 患者参画型看護計画
- 専門領域で働く看護師
■皮膚・排泄ケア認定看護師 |
■感染管理認定看護師 |
■がん性疼痛認定看護師 | ■緩和ケア認定看護師 | ■がん看護専門看護師 |
■地域医療連携室 |
■治験推進室 |
■教育担当看護師長 |
■医療安全管理係長 |
安全でより質の高い看護を提供するために、認定看護師の育成に力を注いでいます。これから認定看護師を目指す方へのサポート体制も整備され、認定資格を取得した後の院内の活動に関しても、働きやすい環境を目指しています。
院外からの要請にも積極的に対応し、活躍の場を広げています。