放射線治療科このページを印刷する - 放射線治療科

外来担当医

 
放射線治療科
(予約制)
小沢 小沢 小沢 小沢
(再診のみ)
小沢

診療内容・特徴

リニアック

放射線治療は、外科手術や化学療法(抗がん剤治療)とともに、がん治療の三本柱の一つとして重要な役割を担っています。放射線治療は手術と同じ局所治療法ですが、腫瘍のある臓器の形態や機能を残しつつ、治すことができるという特徴を持っています。
当院の放射線治療装置は、平成26年7月よりバリアンメディカルシステムズ社製 CLINAC 21-EX 直線加速器と呼ばれるリニアックを導入設置し、高エネルギーの放射線(エックス線、電子線)を高い精度でがんの病巣に照射することが可能です。装置の特色として、治療装置本体に診断用X線撮影装置(OBI)が搭載されており、これにより照射する位置の精度を高めることが出来るようになっています。

放射線治療の流れ

治療の流れ

放射線治療医は、画像検査、各種検査の結果と診察時の所見などを十分検討し、最も適していると思われる放射線治療の方法を提示し、副作用について説明します。(当院で行えない治療は、信州大学等に紹介します。) 
放射線治療に同意をいただいた後、治療(照射)時と同じ体位で治療計画用CTを撮影し、この画像を用いて、コンピューター上で照射する範囲、方向、線量など考慮し治療計画を作成します。実際の治療(照射)は診療放射線技師が担当し、看護師は放射線治療の日々の変化など患者さんをサポートします。

当院では、できるだけ個々の患者さんに適した放射線治療を提供するために、専門の医師、診療放射線技師、看護師がチームを作り、治療を受ける方に満足してもらえるような治療の提供を目指しています。

担当医紹介(常勤医師)

小沢 岳澄
(おざわ たけすみ)

放射線治療科医長
平成20年卒
専門領域
  • 放射線治療
専門医等
  • 放射線治療専門医(日本放射線腫瘍学会)