胃がんの診断・治療について

癌の根治の為には早期発見が重要です。当院では、胃がんの早期に発見・診断や癌の広がりを診断するために色素散布やNBIといった最新技術を用いています。

内視鏡治療（胃カメラによる治療）、手術、化学療法（抗がん剤治療）、再発治療全てを積極的に行っています。化学療法は、入院導入、通院化学治療室などにより患者さんの生活を維持しつつ治療を行います。

治療には十分経験を積んだ学会指導医が責任をもってあたり、日本における標準治療を提供しております。

早期の癌に対しては消化器科専門医が内視鏡治療―内視鏡的粘膜下層切開剥離術（ESD）を行っています。外科手術領域では、癌の状態に応じ、低浸襲手術の一つである腹腔鏡手術を積極的に行うとともに、進行がんに対しては、手術と化学療法を組み合わせた治療を行っています。

治療方針は、消化器内科医・外科医、化学療法専門薬剤師、通院治療センター看護師（がん治療専門資格を持つ看護師）など、複数分野の医療関係者の合議で決定し、個々の患者さんに適した最新の治療を提供しています。